活動報告 2010-2011
柏南ロータリークラブ創立30周年記念式典
2010.3.30 廣池学園 麗澤キャンパス内 廣池千九郎記念講堂

【 廣池千九郎記念講堂 】
「歓迎のことば」 田中 駿平会員
本日は、皆様ご多用中のところ、柏南ロータリークラブ創立30周年記念式典ならび祝賀会にお越しいただきまして、心から歓迎とお礼を申し上げます。つい1週間前の予定では、満開の桜をもってお迎えするはずでしたが、それがかなわなかったのは残念ですが、一分咲きというのも、これからまた新たな歩みをスタートさせる節目の時にふさわしいかもしれないと、自らを慰めております。
式典会場であります、ここ廣池千九郎記念講堂は、柏南クラブが例会場としております麗澤キャンパスの中でも特に象徴的な場所でございまして、正面ロビーの壁には「麗澤とは太陽天に懸かりて萬物を恵み潤ほし育つる義也」という、この学園の教育の基本理念が刻まれております。これは、まさしくロータリーの精神と通じるものでして、柏南ロータリークラブのこれまで30年の歩みを祝し、未来に向かっての新たなスタートを切る場所にふさわしいものだと思っております。
麗澤とロータリーはイニシャルがいずれもRであることも奇縁といえば奇縁でございまして、この麗澤の精神がロータリーの皆様に共有されて、「ロータリーの未来はあなたの手に」と呼びかけられているロータリーの活動が、ますます盛んになり、確かな実を結んでゆくことを祈念する次第です。
本日は式典ならびに祝賀会と続きますが、祝いのひと時を皆様と共有できますことに改めて感謝申し上げます。

国際バーベキュー例会
2010.9.18 Orchard Garden Mizushiro
今年で3 回目、いまや恒例となった、わが柏南RC主催の国際交流・国際親善バーベキューパーティーが、 今回もOrchard Garden Mizushiroにおいて実施された。

麗澤高校からは浦 聡先生に引率された国際コース1年生の22名、麗澤大学からは韓国・中国・台湾・香港・ブータン・スリランカ・ドイツという7つの国・地域からの計22名の留学生ならびに5名の米山奨学生(いずれも中国出身の大学院生または修了生)、そして柏南の13人のロータリアンならびに事務局員という総勢63名が、キウイの蔓が頭上を這うお馴染のバーべキュー場で、2時間ほどの楽しい交流と親睦のひとときをもった。
当日は、前もっての打ち合わせに従って、国際奉仕ならびに社会奉仕委員会のメンバーが中心となって、参加ロータリアン全員による近くのベルクスでの食品や食器の買い物に始まり、買ってきたパーティー用食材の準備に当たった。
リストにあるだけでも、食材20種、調味料13種、というのを見れば、男性会員ながら如何にプロの意気込みでこの日のイベントに臨もうとしていたかが推測できるが、それらの食材をまな板の上でリズミカルに刻む姿は、これこそ若い学生諸君に見せたいと思ったものだった。
提供されたメニューは焼き肉、焼きそば、豚汁、フランクフルトの他に、今回の目玉であるタコス、それに冷やしソーメン(「流しソーメンを!」という声も上がったが、設営のあれこれを考えてこのアイディアは没になった)、さらにはデザートとしてこの果樹園で採れたてのブドウ、そしてポテトチップスなどのつまみにジュースやウーロン茶などの飲み物が用意され、いずれも大好評であった。
10時からの買い物を終えて、11時に移動例会の点鐘と会長挨拶・幹事報告のあと、国際奉仕委員長の挨拶を受けて早速調理スタート、12時過ぎに麗澤大学の留学生が到着したのを機に留学生・ロータリアンで会食・懇談開始、それから30分程して麗澤高校の生徒が到着したのを迎えて、改めてテーブル毎に各国の言語表現も含めて自己紹介を交わして2回目の会食・懇談をスタートさせ、ロータリアン・コックたちの準備した料理に舌鼓をうちながら、和やかな話し合い、情報交換、歓談と交流を重ねた。
折を見て、各国語の歌の披露を行ったりして、みんなが打ち解けあって、笑いの絶えない時間が経過していった。一応の中締めをした後も、高校生・留学生が三々五々、携帯カメラで写真を撮り合っていたりして、名残惜しげに会場を去って行ったのが印象的であった。
まだ暑さの残る初秋の昼時ではあったが、麗澤高校の生徒たちが合唱してくれた「小さい秋みつけた」のように、参加者それぞれが何かほのぼのと心に残る印象をもってくれたことと思う。

